さわやか自然百景 「志津川湾の魅力」
さわやか自然百景「宮城 志津川湾」
2022年4月7日放送 NHK総合-
宮城県志津川湾は、養殖業が盛んな地域ですね。
カキやワカメの生産が行われていると聞きました。
また、冬の早朝には多くのヒドリガモが集まり、浅瀬で海藻を食べている光景が見られるそうです。
この湾は冬鳥たちの越冬地としても知られており、多くのガンやカモの仲間が訪れるのだとか。
鳥たちは水を飲んだり、体を洗ったりと、生活の一部を湾で過ごしているようです。
コクガンは浅瀬の海藻を食べるために逆立ちしていますが、潜水が得意なオオバンは深瀬の海藻を取ることができます。
コクガンはオオバンがとってきた海藻を狙って食べるのだそうです。
志津川湾には約200種類の海藻が存在しているため、水鳥たちが集まるのもうなずけますね。
ただ、2011年の津波で志津川湾は被害を受けたそうです。
しかし、その後回復し、多くの魚たちが暮らしているとのことです。
震災以前は水鳥たちは港に近づかなかったそうですが、震災以降は食べ物を求めて港を利用するようになり、今ではお気に入りの場所となっているようです。
志津川湾にはオオワシも生息していて、魚などを狙っているとのこと。
また、ハシブトガラスも食事場所として利用しており、オオワシをけん制しているんですね。
湾周辺には針葉樹と広葉樹が混じる森が広がっているそうです。
冬になるとアトリなど、年間約260種の鳥が飛来するそうです。
スギの木にオオワシがとまって、カモメを見つめている様子も描かれていました。
自然の中で鳥たちが織り成す光景は、とても美しいことでしょう。
テレビ番組で紹介されていた内容から、志津川湾は豊かな自然が広がり、鳥たちにとって重要な生息地や越冬地となっていることがわかりました。
その美しい景色や生態系の一部を、番組が伝えてくれることは素晴らしいことですね。
#オオバン #コクガン #ホオジロガモ