クーラーは神

クーラーのことを調べたら少しは涼しくなる説。

さわやか自然百景 「北海道四季折々 〜春国岱 夏〜」

さわやか自然百景北海道 春国岱 夏

2015年8月23日放送  NHK総合
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この番組の内容は、北海道の根室半島に位置する春国岱の自然の豊かさと、そこで暮らす鳥たちの営みを描いています。
春国岱は砂丘が3つに別れ、湿地や水辺が広がっています。
海流によって運ばれた砂が独特な地形を作り出し、乾燥に強い花たちが咲き誇っています。

特にハマナスの群生は香りが特徴的です。
7月には、蜜や花粉を求めてハイイロマルハナバチなどの虫たちがやってきます。
鳥たちも、これらの虫たちを追い求めて春国岱を訪れます。

オオジュリンが飛び交い、巣を作るための枯れ草を運んだり、縄張りを主張したりする様子が描かれています。
また、草原では別の鳥の巣も見つかります。
ヒバリのヒナは親の帰りを待っており、親は食欲旺盛なヒナにエサを運んできます。

草原は水辺に囲まれているため、天敵のキタキツネから守られ、鳥たちにとっては最適な子育ての場所となっています。
さらに草原では、潮が満ち引きすることで水位が下がり、魚が現れます。
この時タンチョウも魚を求めてやってきます。

ミヤコドリやホウロクシギなども貝を探して水辺で活動しています。
ヒバリも虫を狙ってやってきますが、近くにキタキツネがいるため近づくことができません。
しかし、キタキツネが姿を消すと慎重にヒバリが巣に戻ります。

7月中旬の早朝には、春国岱が深い霧に包まれます。
ハマナスは霧の中で輝いており、ヒバリの巣立ちも始まっています。
親鳥はヒナたちとの連絡がつかずに鳴いて慌てているようですが、近くにヒナがいたことがわかります。

この番組を通じて、春国岱の美しい自然と、たくましく命をつなぐ鳥たちの姿が伝えられています。
自然の中での生活の中で鳥たちが織り成す営みは、私たちに感動を与え、自然の尊さや美しさを再認識させてくれます。

#ウミミドリ #センダイハギ #ハイイロマルハナバチ