さわやか自然百景 「秋冬の蔵王」

さわやか自然百景選「蔵王　秋から冬」

2021年12月31日放送　　NHK総合
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「蔵王 秋から冬」は、奥羽山脈南部の蔵王連峰の美しい自然の移り変わりを鮮やかに描いた番組でした。
蔵王は長い年月をかけて形成された火山活動の結果、活火山として現在も活動を続けています。
10月には山頂付近が雪化粧し、ハイマツが生い茂っていました。

さらに、山頂から少し下にはオオシラビソなどの樹木が見られました。
この地域では、秋から冬にかけて鳥たちが賑やかになります。
蔵王連峰中腹に広がるブナを中心とした落葉広葉樹の森では、紅葉の季節には鳥たちが実りを求めてやってきます。

アカゲラやアオゲラ、アカハラなど、美しい羽色を持つ鳥たちが見られました。
そして、2月になると本格的な冬が蔵王を包み込みます。
標高1600メートル付近では数千もの樹氷が美しく輝いていました。

この光景は圧倒的で、まるで別世界のようでした。
最後に、吹雪の中で鳥たちの声が聞こえてきた場面も印象的でした。
特にカワラヒワが、くちばしで硬い種を割って食べる様子は、彼らの生命力や適応力を感じさせました。

「蔵王 秋から冬」は、季節の移り変わりを通じて蔵王連峰の美しさや鳥たちの生態を紹介する素晴らしい番組でした。
自然の営みや景観の美しさに触れることは、人々にとって心癒やしを与えることでしょう。

#オオシラビソ #ハイマツ #御釜