クーラーは神

クーラーのことを調べたら少しは涼しくなる説。

さわやか自然百景 「音別川の秋冬探訪」

さわやか自然百景北海道 音別川 秋から冬

2017年2月9日放送  NHK総合
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この番組は、北海道にある音別川の美しい風景と、そこで暮らす生き物たちに焦点を当てています。
音別川は長さ約40キロの川で、水深は浅く、流れは穏やかです。
川の水温は安定しており、エゾウグイヤマメなどの生き物が生息しています。

特にニホンザリガニは絶滅危惧種であり、音別川で見ることができる貴重な存在です。
番組では、10月になるとサケの仲間であるアメマスが産卵のために音別川に戻ってきます。
この時期、オスはメスを守り、他のオスやヤマメ、カジカなどから卵を守るために頑張ります。

その後、1月になると水温は氷点下20度になりますが、湧き水のおかげで川は凍りつくことはありません。
厳しい冬の中にも、音別川ではアメマスが生き延びます。
また、凍らない川は鳥たちにとっても重要な場所であり、ヤマセミやタンチョウなど、さまざまな鳥が餌を求めて訪れます。

冬の音別川の光景は美しく、タンチョウの家族が集まり、カワガラスが獲物を探し、アメマスの子供たちが上流に向かって餌を求めて口を開ける様子も描かれています。
そして、冬が過ぎるとアメマスの子供たちは成長し、春になると海へ旅立ちます。
音別川の風景と生き物たちの姿は、豊かな自然の中で生命の息吹を感じさせてくれます。

湧き水と穏やかな流れが作り出す音別川は、生き物たちにとって命の水辺となっています。
この番組は、そんな音別川の美しさと貴重さを私たちに伝える素晴らしい作品でした。

#エゾウグイ #ヤマメ #音別川