クーラーは神

クーラーのことを調べたら少しは涼しくなる説。

さわやか自然百景 「北海道の美しい自然を満喫するニカンベツ川の旅」

さわやか自然百景北海道 ニカンベツ川

2015年11月29日放送  NHK総合
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この番組は、北海道のニカンベツ川の襟裳岬から20kmの場所について、サケの繁殖と産卵の様子を紹介していました。
秋の深まりとともに、河口にはたくさんのサケが集まります。
この場所は、サケだけでなく他の魚にとっても住みやすい場所です。

川の中流部には大きな石があり、早い流れと淀みが作られており、魚たちにとって最適な場所となっています。
ここではヤマメなども元気に暮らしています。
番組では、10月下旬になると、サケの繁殖の季節が始まる様子が描かれています。

あるメスのサケが尾ひれで穴を掘り始めました。
この川ではなぜ川の中流部で産卵が見られるのか、それは産卵に適した小石がたくさんあるからです。
メスが穴を掘っていると、オスはその穴を埋めるような行動をします。

これは他のオスを追い払いにいくための合図です。
メスは半日ほどかけて丁寧に穴を作ります。
同じ時期、カワガラスも繁殖の準備をしています。

最初に縄張り争いを行います。
その頃、サケはアメマスに狙われていますが、オスとメスが協力してアメマスを追い払います。
そしてついに卵を産みます。

約3000個もの卵を産んだメスは、その後命を絶えます。
卵を狙ってカワガラスがやってきます。
11月になり、冬の足音が近づいてきます。

命を終えたサケたちは周辺の生き物たちの大事な餌となっています。
産卵をした場所には卵たちが静かに孵化の時を待ち、春の終わりになると海へと旅立っていきます。
この手付かずの清流が、太古からのサケの営みを支えているのです。

この番組を見て、北海道の美しい自然環境や生態系の一端を垣間見ることができました。
サケの一生や繁殖のプロセスについて学びながら、自然の恵みと命のつながりを感じることができました。
また、人間の活動や環境変化が生態系に与える影響も考えさせられる内容でした。


#ニカンベツ川 #ヤマメ #襟裳岬(北海道)