クーラーは神

クーラーのことを調べたら少しは涼しくなる説。

さわやか自然百景 八千穂高原での初夏の風景

さわやか自然百景長野 八千穂高原 初夏

2016年6月5日放送  NHK総合
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この番組では、長野県の八ヶ岳にある八千穂高原の美しい風景が紹介されています。
初夏の八千穂高原は、なだらかな斜面に広がる様々な森が特徴です。
八千穂高原には白樺の森があり、降り注ぐ光によって輝いています。

この白樺の森は、かつては牧地だったそうです。
また、5月下旬には鮮やかな花トウゴクミツバツツジが咲く姿も見られます。
この花は、標高1000m以上で育つため、八千穂高原の自然環境に適応しています。

白樺の周辺の森では、アナグマが木の影から出てきます。
この時期にはミミズや虫を食べているそうです。
また、木の幹にはコゲラが止まっています。

コゲラは、枯れた木を利用して生活している最も小さなキツツキです。
八千穂高原の川では、様々な流れが作られており、滝の近くでニホンカモシカを見ることができます。
ニホンカモシカは、栄養不足を補うために草を食べる様子が観察されます。

さらに、八千穂高原では70種類もの鳥が観察できるそうです。
森の中で鳴き声が響き渡るのは、コマドリが東南アジアからやってきて雌を誘うためです。
また、川辺の木のてっぺんにはメボソムシクイがいます。

標高2000mには白駒の池という美しい湖もあります。
周囲に広がる木々は細く、栄養不足のために十分に成長できないのだそうです。
また、地表が凸凹しているのは溶岩によるもので、その周囲をコケが覆っています。

雨や霧は森にうるおいをもたらし、コケは水分を蓄えることができます。
この八千穂高原の森でコケで倒れた木に小さな木が育っている様子も紹介されています。
6月になると、雨の日が続くようになりますが、その中でもオレンジ色の花レンゲツヅジやチゴユリ、キムジロ、ベニバナイチヤクソウなどが地面で咲き誇ります。

八千穂高原の初夏の風景は、色鮮やかな花々や多彩な森、鳥のさえずりに彩られています。
自然の息吹を感じさせる魅力的な場所であり、訪れる人々に癒しと感動を与えてくれることでしょう。

#八ヶ岳 #八千穂高原 #白樺