さわやか自然百景 「広島湾の初夏風景」
さわやか自然百景初夏 広島湾
2017年6月18日放送 NHK総合-
この番組は、広島湾で育つ牡蠣に注目しています。
広島湾は牡蠣の生育に適した条件が揃っており、中国山地からの湧き水が一つの理由です。
湧き水は植物プランクトンの増殖を促し、牡蠣の食料となります。
牡蠣はいかだに吊るされ、2〜3年で成長します。
また、牡蠣いかだはメバルにとっても身を守る場所となっています。
牡蠣の周りには海藻や他の生物もたくさん育つの\xA4 任垢諭\xA3
広島湾には他にもさまざまな海洋生物が生息しており、多様な生態系が築かれています。
クロダイはこの時期に産卵のため広島湾にやってきます。
また、岩場ではメバルがプランクトンを見つけるために上を向いて泳いでいる様子が見られます。
同時に、アサヒアナハゼがメバルを捕食する場面も。
さらに、カワハギは繁殖時期で、求愛のダンスを見せています。
また、岩場にいるヘビギンポも繁殖時期で、オスは身体の色を変化させます。
メスは一日に何度も岩場に卵を産みつけるのですね。
この番組を通じて、中国山地と瀬戸内海が築く特殊な地形が広島湾の生態系に大きな影響を与えていることが伝わってきました。
海の中にはたくさんの命が育まれているのですね。
初夏の広島湾の美しい風景と、豊かな海の生命に触れることができたのはとても素晴らしい体験でした。
#アサヒアナハゼ #クロダイ #フジツボ