クーラーは神

クーラーのことを調べたら少しは涼しくなる説。

さわやか自然百景 「青梅の丘陵観光ガイド」

さわやか自然百景東京 青梅の丘陵

2017年7月30日放送  NHK総合
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この番組は、東京都青梅の丘陵地帯について紹介しているようですね。
この地域は多摩川と荒川水系の間に広がり、美しい丘陵と谷戸が広がっています。
雑木林には針葉樹と広葉樹が入り混じっており、鳥のさえずりが耳に心地よく響き渡っています。

特に注目すべきは、南の国からやってくるキビタキや、繁殖のために訪れるオオルリなどの鳥の存在です。
彼らはこの場所で子育てをし、生態系の一部となっています。
また、アカマツの森ではハルゼミが春になき始め、その鳴き声が周囲に響き渡ります。

この地はハルゼミにとってかけがえのない場所なのですね。
夜になると、ハルゼミの幼虫が動き出し、アカマツの根から樹液を吸って成長し、羽化するのだそうです。
青梅の丘陵地帯には、かつて湿地がありましたが水の侵食によって形成された谷戸もあります。

その水辺は、生き物たちにとって貴重な住処となっています。
トウキョウサンショウウオヤマアカガエルオタマジャクシなどもこの地域で生活しています。
雑木林ではハンノキが成長し、その葉にはミドリシジミという蝶の幼虫がくっついています。

また、ヤマボウシが一斉に花を咲かせ、多種多様なトンボが舞っています。
メスのトンボは産卵のために活動しており、小さな命をつなぐ大切な場所となっています。
6月には梅雨が訪れ、柳にはクワガタなどの昆虫が集まります。

彼らは樹液を目的にしているようです。
また、ミドリスジミは成虫となって美しい羽を持って飛び回っています。
その美しさから「森の宝石」と呼ばれているようですね。

そして7月になると、ゲンジボタルが舞い始め、夏の訪れを告げるのですね。
青梅の丘陵地帯には、季節ごとにさまざまな生き物の姿が現れるようです。
このような自然の豊かさと美しさを感じることができる番組だったと思います。


#アカマツ #ハンノキ #谷戸