さわやか自然百景 「夏の新潟、粟島の風景」
さわやか自然百景新潟 粟島 夏
2021年10月10日放送 NHK総合-
この番組は新潟県の粟島の魅力を伝える内容でした。
粟島は新潟市から北へ60kmに位置し、美しい海岸線が特徴です。
6月上旬にはスカシユリが岩場に咲き、ユリの仲間として珍しい花びらを空に広げる姿が魅力的です。
その頃には定置網漁も最盛期を迎え、海の恵みが鳥たちの命を育んでいます。
ウミネコはこの時期が子育ての季節であり、ウミウやハヤブサなども紹介されました。
日が沈むと島には静寂が広がり、オオミズナギドリが姿を現します。
彼らは日中に餌を求めて島の沖を舞台に活動し、戻ってくる様子が観察されています。
粟島は日本有数の繁殖地として知られています。
7月には恵みの雨が降り、沢が貴重な水場となります。
この地域にだけ生息するエムラマイマイが紹介されました。
彼らは光沢のある殻が特徴であり、絶滅の危機に瀕しています。
アワシマケマイマイは粟島にのみ生息する固有種で、なぜそのような突起を持っているのかはまだ解明されていません。
8月にはノシランの花が咲き、粟島は日本海の恵みと独特の地形が鳥たちの楽園を形作っていることが伝えられました。
粟島の自然の美しさと豊かな生物相に触れることができる場所であることが伝わってきました。
#ウミウ #オオミズナギドリ #ハヤブサ