さわやか自然百景 「金華山の自然の美」
さわやか自然百景宮城 金華山の秋
2012年11月18日放送 NHK総合-
金華山の地形は花崗岩でできており、特に東側の海岸には巨大な石畳のような岩肌が見られます。
また、山頂近くの森には幾筋もの沢が流れ、島の動植物を支えています。
金華山にはさまざまな植物と動物が生息しています。
秋にはクマノミズキの枝先が赤くなり、サンゴのような美しい景色が広がります。
木の実をついばむコゲラやアオゲラなどの鳥も見られます。
ニホンザルも約250匹生息しており、レモンエゴマなどを食べている様子が観察されています。
また、島の西側には開けた草地があり、およそ500頭のニホンジカが生息しています。
この草地にはニホンジカの餌となる植物が多く生えており、葉を食べられてしまうこともあるそうです。
一方で、サンショウやキンカアザミなど、シカに対抗するために鋭いトゲを発達させる植物も存在します。
金華山の地形や自然環境は多様で、それに適応した植物や動物たちが生息しています。
自然の営みを間近で観察できるこの島は、自然愛好者にとって魅力的な場所であることが伝えられました。
#宮城県 #牡鹿半島 #クマノミズキ