クーラーは神

クーラーのことを調べたら少しは涼しくなる説。

さわやか自然百景 「水の山 富士山ブログ」

さわやか自然百景新春特集「水の国 日本」

2014年1月2日放送  NHK総合
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このテレビ番組は、富士山の水の源について興味深い情報を提供しています。
富士山は、噴火の際に飛んだ砂礫で覆われており、山の表面には川はひとつもありません。
しかし、麓には湧き水があり、その源が青木ヶ原樹海にあることが明かされました。

青木ヶ原樹海では降る雨や地面に染みこんだ水が、地下の溶岩質の岩にすぐに吸収されていきます。
そのため、地下には巨大な溶岩洞窟が広がっており、そこには年間を通じて氷の池が存在しています。
氷の柱や氷筍が地面から生える様子は、まるでタケノコのようだと表現されています。

そして、この地中をゆっくりと流れた水が、長い時間をかけて地上に湧き出てくる場所が複数あります。
例えば、白糸の滝柿田川湧水群など100ヶ所以上にも及ぶと言われています。
これらの湧き水は、地元の人々の生活を支える大切な水源であり、よしま池での野菜洗いや地元産の新鮮な野菜の栽培にも活用されています。

富士山の水は、地域の暮らしや環境にとって本当に重要な存在とされています。
水の恵みが少なくなっている現代において、清らかな水は人々にとっても大切な象徴であると、地元の人々の声からも伝わってきます。
この番組を通じて、富士山の水がどのようにして生まれ、麓の人々の生活に支えられているのかを知ることができました。

富士山の自然環境と水の重要性について再認識する機会となりました。

#氷筍 #白糸の滝 #砂礫