さわやか自然百景 「北海道の天売島でのケイマフリの子育て記」
さわやか自然百景北海道 天売島 初夏
2012年9月23日放送 NHK総合-
北海道の天売島は、7月になるとエゾメバルやクロガシラガレイなどの魚が豊富に生息する海域であり、これらの魚は海鳥の食べ物となっています。
特にケイマフリは潜水が得意で、イカナゴなどを捕食することで知られています。
また、7月はオオセグロカモメなどの鳥たちが子育てを始める時期でもあります。
天売島の断崖では、ケイマフリが暮らしており、ヒナのためにオスとメスが交代で1日に約10回も魚を運んでいます。
しかし、巣の周りにはウミネコなどの他の鳥が集まり、エサを横取りしようとすることもあるようです。
なお、ヒナが巣立ちの時期を迎えると、ケイマフリの親子は島を離れ、次の年になると再び島に戻ってくるということです。
このような季節の変化や鳥たちの子育ての姿は、天売島周辺で見られる貴重な自然の一部であり、その生態系の中で様々な生物が共存している様子が観察されています。
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