クーラーは神

クーラーのことを調べたら少しは涼しくなる説。

さわやか自然百景 「海の楽園:沖永良部島への旅」

さわやか自然百景奄美 沖永良部島の海

2013年9月9日放送  NHK総合
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この番組の内容は、奄美の沖永良部島の海について詳しく紹介されていました。
沖永良部島は、サンゴ礁が隆起してできた島であり、周囲には切り立った断崖や石灰岩の地形が広がっています。
また、島の地下には鍾乳洞もあり、200ヶ所以上もあるそうです。

この島の海では、一年を通してウミガメを観察することができる貴重な場所となっています。
アオウミガメアカウミガメの2種類のウミガメが生息しており、浅瀬には彼らの主食となる海藻が生えています。
特にアオウミガメは、滑らかで大きな甲羅を持ち、一部では1メートルを超える大きな個体も存在するとのことです。

一方、アカウミガメは頭が大きくゴツゴツとした甲羅を持っています。
海中には、石灰岩でできた巨大なトンネルやアーチ状の岩などがあり、色鮮やかなサンゴも見られます。
また、水深15メートルの岩山には、ウミガメが集まって休息したり、体の掃除をするために岩のくぼみに入る光景も見られます。

海底の石灰岩には、穴やくぼみを利用して暮らす魚も存在します。
アカモンガラやハナヒゲウツボ、モンツキカエルウオなどはそれぞれ特有の生活戦略を持っており、巧妙な生態を見せています。
さらに、7月には南国の花々が島を彩ります。

特にソテツの雌花は大きく葉を広げ、新たな命を育む様子が美しく描かれています。
そして、沖永良部島の静かな砂浜はウミガメの産卵場所となっており、アカウミガメアオウミガメなど数百匹のウミガメが毎年この島を訪れて産卵します。
彼らは絶滅の危機に瀕している種であり、沖永良部島の海は彼らにとって安心して過ごせる場所として重要な役割を果たしています。

沖永良部島の海は、特異な自然環境が残されており、多くの生物たちが集まり、世代をつなぐ大切な楽園となっています。
この番組を通じて、奄美の自然の美しさやウミガメたちの生態に触れることができ、とても興味深い内容でした。

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