クーラーは神

クーラーのことを調べたら少しは涼しくなる説。

さわやか自然百景 「母島ブログ」

さわやか自然百景小笠原諸島 母島

2015年4月19日放送  NHK総合
-

小笠原諸島母島は、独特の自然が育まれています。
初夏から冬にかけて、雲がかかったような景色が一望できるのが特徴です。
これは雲が湧き出し、森を覆う雲霧林と呼ばれる光景です。

湿度が高い環境のため、ヌノメカタマイマイなどの珍しい生物が生息しています。
また、母島にはマルハチハハジマノボタンといった特殊な植物や、メグロという鳥の姿も見られます。
メグロは他の鳥とは異なり、地面や木々を歩いて移動する姿が見られます。

天敵が少ないためであり、食物を確保するために争いも行われることもあります。
春になると、母島の近くの海にはクジラやイルカが子育てのためにやって来ます。
一方で、雲が消え、湿度が少なくなり、雨も降らなくなるため、川も干上がってしまいます。

しかし、わずかな水たまりでもエビやオガサワラヨシノボリなどが避難し、流れている昆虫などを捕食しています。
3月下旬には、セキモンノキやオガサワラモクマオが花を咲かせます。
特にオガサワラモクマオの雄花は、強い風に乗って花粉を飛ばす様子が観察されます。

春の森では、メグロの夫婦の姿も見ることができます。
巣材を探している様子や、巣を完成させる姿も注目されています。
母島の豊かな自然環境やそこに生息する生物たちの姿は、貴重であり魅力的です。

このテレビ番組の内容を通じて、私たちにその美しさや奇妙さ、そして生命の息吹を伝えてくれました。

#ヌノメカタマイマイ #ハハジマノボタン #メグロ