クーラーは神

クーラーのことを調べたら少しは涼しくなる説。

さわやか自然百景 「森の響き」

さわやか自然百景「北海道 帯広の森

2020年9月13日放送  NHK総合
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北海道の帯広の森は、明治から大正時代に木々が伐採され畑になりましたが、1975年から市民による植樹が始まりました。
その結果、木々は太く成長し、森は再び生まれ変わりました。
6月になると、帯広の森ではエゾヤマザクラが実りの季節を迎えます。

美しいピンクの花が咲き乱れ、森に華やかさをもたらします。
また、エゾヤマザクラを訪れるエゾリスも見かけます。
彼らは活発に動き回り、森の中での生活を楽しんでいる様子が見受けられます。

帯広の森には、アカゲラも生息しています。
彼らは木の幹の穴を巣として利用し、ひなを育てます。
幹の穴はアカゲラのための貴重な住処であり、その存在は森の健全さを示しています。

夜になると、帯広の森ではさらに別の生き物を観察することができます。
アカゲラの穴からエゾモモンガが顔を出します。
エゾモモンガは穴を掘ることができないため、アカゲラのあけた穴を巣として利用しているのです。

夜の森に浮かび上がる彼らの姿は、不思議で魅惑的です。
また、森の中にはベニバナイチヤクソウやサイハイランなど、美しい花たちも見られます。
これらの花は、森の一部として豊かな色彩をもたらし、自然の中で生きる喜びを感じさせてくれます。

北海道の帯広の森は、自然との調和が保たれた美しい場所です。
森の豊かな生態系と風景は、私たちに自然の大切さを再認識させてくれます。
帯広の森を訪れる人々は、自然の息吹を感じながら、心が癒されることでしょう。


#エゾヤマザクラ #ハイタカ #帯広(北海道)