さわやか自然百景 「春の秋吉台探訪」
さわやか自然百景選「山口 秋吉台 春から初夏」
2021年6月6日放送 NHK総合上條倫子
山口県の秋吉台は、日本最大級のカルスト台地であることが紹介されていました。
その広さは東西17km、南北8kmに及び、地表には白い石灰岩が立ち並んでいます。
この石灰岩は、約3億年前に海でできたサンゴ礁の地層が長い年月をかけて現在の位置に移動したものだと言われています。
5月になると、カルスト台地は一面緑の草で覆われ、昆虫たちが活発に動き回る様子が描かれていました。
特にフタモンアシナガバチが草の茎に巣を作り、子孫を守っている様子が映し出されていました。
また、キジも繁殖期を迎えており、オスは石灰岩の上から声を飛ばし、縄張りを主張したりメスを呼び寄せたりしていました。
別の場所ではオスがメスを追いかけていく様子も見られました。
このように、秋吉台では自然が豊かで美しい風景や生物たちの営みが見られるようです。
