さわやか自然百景 「里山めぐり in 国東半島」
さわやか自然百景大分 国東半島の里山
2018年8月12日放送 NHK総合-
この番組は、大分県・国東半島の美しい里山の風景とそこに生息する様々な生物たちの姿を描いています。
田んぼに水を入れると、ヌマガエルやトノサマガエルが活発になり、それを狙うシマヘビも現れます。
また、春にはサシバという渡り鳥がやってきて、里山の生き物たちの頂点に立っています。
豊かな里の生物たちが、サシバの生活を支えているのですね。
サシバのヒナたちは、親鳥が狩った獲物を食べて成長します。
田んぼの畦には隠れる場所がないため、狩りの舞台としても最適なのです。
人が作り出した里山の環境が、サシバの子育てを支えていることが分かります。
夜の田んぼでは、ヌマガエルやアマガエルの合唱が響きます。
初夏にはカエルたちの恋の季節で、オスたちはメスを呼び寄せるために必死にアピールします。
また、小川ではゲンジボタルが光を放ちながらパートナーを探します。
里山の夜には、静かに命が受け継がれているのですね。
7月になると、アマガエルが現れます。
サシバのヒナたちもまだ巣におり、成長し、餌を競い合う姿が見られます。
そして秋には、ヒナたちは生まれ故郷を離れていくのです。
この番組は、美しい自然景観と生物たちの生態を通じて、里山の大切さや生物多様性の豊かさを伝えてくれるものです。
自然保護の重要性や、私たちが関わることのできる環境保全の取り組みについて考えさせられます。
#トノサマガエル #ヌマガエル #田染荘(大分)